辻希美とモーニング娘。その1

最近つらつらと思う事。

8/1が一日一日と近づいてくる中、妙に平静な自分がいます。これまで、メンバーの卒業が近づくにつれて推しの度合いとは別に妙にそわそわと落ち着かない気分になっていったものです。だから、いつか来るかもしれない辻ちゃんの卒業時にはどうなるんだろうという思いがありました。

でも、実際そうなってみると妙に冷静なんですよね。この間の「女子かしまし物語」にしても、これが辻ちゃん加護ちゃんの卒業ソングになるわけで、普通に考えれば二人のパートが少ないじゃないかとか、あれこれ注文つけていたと思います。なのに、素直にあの曲を楽しんでる自分がいる。

何なのでしょう?


今年の1月2日までの私の中では、「辻希美」は「モーニング娘。」であり、「モーニング娘。」といえば「辻希美」でした。この二つは決して分かつ事の出来る存在ではなく、また、この二つが分かれることなど意識もしてなかったと思います。もちろん、いつかは辻ちゃんが卒業する日が来るだろうとは思っていても、そんなのは遥か遠い遠い未来の事だと思っていたわけです。

私が「モーニング娘。」を考える時、当然そこには「辻希美」の存在があり、「辻希美」について考える時「モーニング娘。」の中のポジションというものを意識していた訳です。だから、「モーニング娘。」の新曲が出れば、「辻希美」のポジションが気になり、パートの多い少ないに一喜一憂していたわけです。

それが運命の1月3日、「辻希美」と「加護亜依」の「モーニング娘。」からの卒業が発表された時、「モーニング娘。」と「辻希美」は別々の存在であり、この二つは並列に存在しうるものなのだという事に気付いた訳です。それは私にとって、コペルニクス的展開そのものでした。

続く