ハロコン初日@名古屋

色々な事があって一日経過した今も消化し切れてないことがあったりする訳ですが、とりあえず思った事をつらつらと。

なお、下記ネタバレ含むので見たくない人は見ないでね。あと、ねがてぃぶな表現もあるのでそこも勘弁ね。
































セットリストはこちら等をご覧下さい。

ここでは気になった要点だけ。

  • キッズ4人による「乙女パスタに感動」ってありですか?
  • 二人が選んだ歌「I WISH」
  • めっちゃめちゃめちゃホリデーと救いのヴィクトリー
  • 全体的な雑感

まず、乙女パスタから。
「皆さんビックリすると思いますよ」という稲葉さんの前フリで始まったこの曲。確かにビックリした人は多いと思う。この辺はさすが初日だなあという感じだけど、現場でイントロ聞いたときは、「え???」というのが正直な感想だった。何で乙パスをキッズが歌うの?って。

私は別にタンポポ推しじゃなかったし、乙パスが出た頃はそもそも娘。すらまともに知らず、ましてやタンポポなんて存在すら知らなかったように思う。そんな私でもファンになってから、特に2推しだった矢口さんを通じてタンポポというユニットの暖かさを知り、ハローマゲドンでの矢口さんたちメンバーの悲しみを感じ、あのタンポポ祭の末席に連なった一人としては、今回の選曲に疑問を傾げざるを得ません。

「乙女パスタに感動」と「恋をしちゃいました」は2期タンポポの象徴であり、それはあの悲劇の象徴でもあると思ってます。あれから三年の月日が流れ、ファンの入れ替わりもあり、また、月日が当時のささくれだった心を癒したとしても疵は残ります。それは決して消えることなく、チクチクと傷めていくのです。2期の4人の前でアレを歌うことが4人にとってまたその痛みを思い出させる事になるのをあの事務所は分からないのでしょうか?

さらにいえば、後をついだ筈が一枚シングルを出してそのまま放置された3期メンバーはあれを見てどう思うんでしょう?

彼女たちもプロですから、本番で嫌な顔を見せることはないでしょう。でも、心の中でどう思っているのか・・・私は本人じゃないからそんなこと分かりませんが、あまりにも配慮に欠けているという気がしてなりませんでした。


次に、「I WISH」です。
娘。の番が来て、かしまし(So Good!)、浪漫、愛あら、恋レポと来たところでMCになる訳ですが、ここで8/1で卒業するののとあいぼんから挨拶があります。正直、名古屋でそこまでやると考えてなかったんで、この時点でちょっと動揺した訳ですが、挨拶の後、二人が最後に歌いたいと選んだ曲と言った時、頭にすぐこの曲が浮かんだ訳ですよ。昨日の日記に書いたように新幹線の車中でずっと娘。の曲を聞いていて、その中でも「I WISH」聞いたときは涙が出そうになったから。

だからね。この曲のイントロが流れた時、もうやばかったんですけど、二人並んでの歌い出しのシーンを見たらもう駄目。限界。一気にぐっと込み上げてきて。しかも、その二人を挟むように立っている同期の梨華ちゃんよっすぃ〜を見ちゃったらもうボロボロですよ。8/1夜まで涙は封印するつもりだったのに・・・。

なっちの卒業式にね、かおりんとのやり取りを見ていて、「やっぱり苦労を共にしてきた同期の繋がりって大きいんだな」ってつくづく感じていただけに、この半年「4期」という存在を自分の中で意識していたからね。そこを見事に突かれたわけで。

まさか、初日の名古屋からこんなセレモニーめいた事をやるなんてホントに思ってなかったからなあ。今思えば、ちゃんチャミで、梨華ちゃんがリハでぐっと来たって言ってたのはこの事だったんだろうなあ。

その後も、5期6期と一緒に歌ったり、最後は1期2期のお姉さん二人に囲まれた姿を見ると、ホントにみんなに愛されていたんだなと、そして二人もみんなを愛していたんだなと、改めて強く思いましたね。

本当に後わずかで卒業なんだなってしみじみと実感してたんですよ。ここまでは・・・


で、娘。たちがはけて行った後、稲葉さんと、いつものようにテンションが低いマコトが登場してきてメンバー紹介になる訳で、ここでどうしても余韻が途切れちゃいがちなんですが、まあこれは良いんです。問題はこの次。


めっちゃメチャメチャホリデーですよ。

あえて茶化して書いてますが、そうでも書かんと落ち着かないんです。今でも。何でここで「めちゃホリ」?私、めちゃホリ嫌いじゃないですよ。むしろ結構好きですよ。当然シングルも持ってるし。基本的に踊ったりしない人なんでフリはやらないけどね。これがいつもの夏ハロなら夏らしい選曲&娘。一辺倒からの脱却ってことでも支持しますよ。でもね、今回は普通のじゃないでしょ?ののとあいぼんの卒業ツアーなんですよ。別にハロプロを卒業する訳じゃないし、最終日でもないけどさ。でも、あんな演出をやっておいて、ここで「ズバッと」とか、「あやや」コールとかをやれと?何考えてるのか理解不能ですよ。余韻もへったくれもない。別の人間が、別々に考えたんじゃないのっていうくらいあり得ない取り合わせでしょ?

昼公演の時は、本気で退場しようかと思いましたよ。でもね、その後にゴーガールが来て、本当に救われた気がしましたよ。ホントはピースが良かったけど、この際そんな贅沢は言いません。今回は幸せな娘。の曲で締めてほしかったんです。全く、落としたり、上げたり、また、落としたり、上げたりとホントに忙しいライブでしたよ(^^;)

そうそう、夜公演はこの後にゴーガールが来るの分かってたんで、まだ耐えられました。これも免疫って言うのかな。でも、そのまま乗るのはシャクだったんで、「あやや」コールの代わりに、「のぞみ」コールしてましたけどねw

何にしても代々木は代えるんだよね、演出。あのままだったらやってらんねーよ。いっそのこと、ベリ工の後にエンディングやって、全部終わってから娘。(できれば+OG)で歌とセレモニーをやってほしい。余計なMCもいらないから。今の切なる願いです。


最後に全体を通しての雑感。
こんな文句ばかりつけといて信じてもらえないかもしれなけど、結構満足度は高くて気に入ってる。

オープニングアクトをつとめたあややの夏男もこの季節にピッタリだし、いきなりヒートアップできる。エンディングにはケチ付けたけど、トップバッターとしては全然文句なし。シャッフルがない今年は何が一番手に来るのかと密かに興味持ってたけど、良かったなあ。

後、ちょっと意外ななっちの新曲も良いね。まあ、これは否の人もいるのかもしれないけど、たまにはこんな正統派アイドル路線も良いんじゃないかな?あややに負けないわみたいな(^^;)そして、新曲初披露を前にちょっとテンパリ気味ななっちもまたキュートでした(^^)

中盤のダブルユーからごっちんの流れも良いねえ。意外な選曲だったサウスポー、思ってた以上に良かった「ああ いいな!」、そしてこれも意外な選曲だった「手を握って歩きたい」、さらにノリノリイケイケな「原色GAL」と。最高に熱いステージでした。

ただ、娘。の直前にBerryz工房を持ってくるのは、ちょっと微妙。素直になっちか、ごっちんで良かったんじゃない?全体的にキッズを推そうと言う意図は見えるんだけど、一部のヲタを除くとついて行けない人が多かった気します。この辺りが代々木までにどれだけ変われるか?今のBerryz工房には一般人を引き付ける力はまだないと思ってるので、非キッズ系ヲタをどれだけ引き付けられるかが今後の彼女たちの課題ですね。

また、娘。の選曲も新曲「かしまし」でノリノリになったところへ最早定番となった浪漫と、「じ〜だい〜は♪」の愛あらへと繋げ、そして、気がついたら分割除くと昨年の夏〜秋コン以来となる恋レポの復活!他にも歌ってほしい曲は山ほどあるけど、ハロコンを考えればこんなもんかな?欲を言えば、浪漫をやめてピース、ミラコー、ここいる辺りが入ってくれればとは思うけどね。

でも、ホントに熱っちぃライブだった。大阪も行きたいけど、ここは我慢して代々木に備えます。