Ｗの映像の世界 Vol.1

まずは一回通して見ましたが、満足の行く出来です。最高！と言えないのは映像特典のしょぼさ。恋バカとあぁ いいな！のTVスポットだけってのはあんまりな内容。メイキング映像くらいはちゃんと付けてよ、ホントに！それさえ無ければ満点付けてもいいくらいお気にです(^^)

では、各曲ごとに感想を。

１．恋のバカンス
全てはここから始まったんですよね。

恋バカは既にシングルＶで出てて私も既に何度も見てますから見慣れた映像なんだけど、妙に懐かしさを感じてしまいます。ダンスのシーンなんかも今と比べると勢いは感じられるけど、動きが荒い感じで当時はスゴイと思ったけど、今はもっともっとスゴイ恋バカを散々ライブで見せられてきた訳で。

それにしても、今見ても頬を寄せて歌う二人の姿は不思議な艶かしさを感じさせて、ちょっとインモラルな雰囲気。でも一転してサーフボードを持って小首を傾げる所とか可愛らしさや子供っぽさも感じて、このアンバランスな感覚が今のダブルユーの最大の魅力だなあとつくづく感じます。

２．淋しい熱帯魚
こちらもライブではもう何度となく見てきた曲。ダンスはでも少しPVオリジナル入ってるかな？水槽のイメージ中で辻ちゃん、加護ちゃんが踊ってます。衣装は浪漫PVの紫チャイナを銀色にした感じ(龍の絵はなし)で、これがまた二人の格好良いダンスに合ってるんだよね。ダンスにキレがあるし、見てて決まる。

本家のWinkってこんな風に格好良く歌ってた記憶がないんで、これはダブルユーオリジナルの味付けなんだろうけど(違ってたらごめんなさい)、この二人の格好良さの一面をしっかりと見せてくれる良いPVです(^^)

好きな場面は熱帯魚を見つめる可愛いののも良いけど、やっぱり「I can't ねぇ〜ダメなの」の部分の格好良いダンスです。

３．待つわ
こちらはライブではMCでのアカペラ曲として御馴染みですね。大宮で初めてアカペラで聞いて感動し、そして先日の糸魚川でも久しぶりに聞く事ができました。当然、これは普通のセットリストじゃないんで1番だけなんで、フルで絵付きというのは非常に楽しみでした。

で、肝心のPVですが、このPV肝は二人が魅せる様々な表情ですね！前半は「待つ楽しみ」を表現する明るい表情のののに対して、「待つつらさ」から来る切なさを表現するあいぼんといった対比が全体的に感じられるんですが、最後の方で何か吹っ切れたようなあいぼんの透明な笑顔と、対照的に切々と歌い上げるののの表情の対比がもうグッと惹きつけて止みませんでしたね。

４．サウスポー
今度は一転してCG合成バリバリのPV。チープさを感じさせる作りですが、そこにダブルユーがいるだけで世界が動き始める、そんな感じです。そして、ちょっとコメディタッチの演出もまたダブルユーのイメージに合ってて楽しめます。

ちなみに衣装は夏のドーンの時に着てたユニフォーム風のやつですが、髪型が最近最強のツインテールに変わってるので萌え度480%アップ(当社比)てな感じでもうキャワキャワ。

５．白い色は恋人の色
今回新しく作成したPVの中では唯一ロケしたPVです。
曲のタイトルにもなってるイメージカラーの白を意識した作りで、衣装や髪飾りは当然白。全体的に光を当てて辻ちゃんもいつもより少ーし白く見え・・・るような気がします(^^;)この光がかなりまぶしくて、頑張ったけど少し変な顔してるかもとか、先日の糸魚川昼のMCで言ってましたが、そんな気にする事ないよ。二人とも十分可愛いからね。

曲調からも想像つくように動きは殆どありませんが、二人のハーモニーを聞いてるだけで癒されるのに映像までついちゃったら、もうお腹一杯ってやつですね。

６．あぁ いいな！
最後は、2ndシングルのPVです。こちらは恋バカと違ってシングルVが発売されなかったのでDVDとしては初登場ですが、M-ONで既にフルVerが流れており、私もロダで落とした映像は既に見ていました。まあ、合成バリバリで何ともチープだなと感じましたが、そこは辻ちゃん、加護ちゃんマジックで新しい世界を構築してしまえば良い話なんですけどね。

映像の中で色々なところを旅する二人。崖から落ちる二人や、ナイアガラの滝で綱渡りする二人も良いですが、何気に普通の家の食卓の横を通り過ぎるシーンを見て、うちにも遊びに来てよとか素で思ったり。(何か前にもこの感想書いた気がする）

と言った感じで感想を書いて見ました。全体的に余りお金掛けてないよねーっていう感想はあるかと思いますが、素材が一級品だけに生半可に手を掛けるなら素材の味を素直に活かせというのがピッタリ当てはまるんじゃないかなと思います。もちろん、彼女たちという素材で一度本気で取り組んでみてもらいたいという思いはあるんですけどね。