ほたるの星 [DVD]感想

遅くなっちゃいましたが、感想です。

21日の日記に書いたように、全編に渡って田園風景が広がり、四季折々の色合いを見せる風景は見ていて癒されますね。私は田舎っていうほどのところに住んだ事はないけど、子供の頃に父の実家(長野県小諸市)に夏休みになると行ってた時のことを思い出しました。そして、そういった風景に馴染む素朴な人たち。元の下宿先のおじさん、おばさんや、そして何と言っても3年1組の子供たち。初めて聞く山口弁(?)に少し戸惑いながらも彼らの活き活きとした姿に元気を貰った気がします。

その一方で、授業参観後の懇談会で子供たちの母親が元(はじめ)にあれこれ無理難題(?)言う訳だけど、この辺は現代だなあと。そりゃ、学校での躾も大事かもしれないけど、その前に家庭での躾だろ?って思わずツッコんでしまったw

そして、準主役の菅谷梨沙子ですが、やっぱりこの娘は女優だなあ。今は歌って踊ってアイドルやってるけど、大きくなったら本格的に女優業をやってほしい。本人がどっちを指向してるのか分からないけどね。

以下はネタバレ回避ということで、


ここからはネタバレ込みの感想です。

比加里がホタルの飼育に興味を持ち始めていくきっかけがもう一つ足りないかなーという気がしました。でも、その後の「ほたるが舞いよるとき一番会いたい人(=お母さん)に会える」という言葉からホタルの飼育にのめり込んでいく姿を見て、いつの間にか応援し始めてましたね。ホタルの飼育場を荒らされた時には、比加里と一緒に怒ってるし。(ここも梨沙子のというか、比加里の怒った表情が良い)

クライマックスのホタルが舞うシーンは自然に涙が出ましたね。映像も綺麗だし、これは劇場の大スクリーンで見たら鳥肌が立ってただろうな。見に行かなかった事を改めて後悔しました。それに、母親と再会するシーンも比加里の表情が良かった。「お母さん、比加里寂しくなかったよ」ここでまた涙腺が緩みました。

ただ、さすがに最後はホタルが飛びすぎだろう?ってツッコミたくなったけどね^^;

あと、これって実話を元にしてるけど、その後どうなったんだろう?今は毎年ホタルが飛ぶようになったのかなあ?もしそうならその時期に聖地巡りっていうのも行って見たいなー。山口はかなり遠いんだけどね^^;

かなり簡単ですけど、とりあえず今の感想です。