とっても今更な糸魚川ライブレポ 後編

日にちが開いちゃいましたが、ちょっと長い続きです。

さて、昼公演を終えて、いよいよののヲタモードに。と言っても別に特服とか着る訳ではなくて。Tシャツは8/1以降封印してきたハロショ辻希美Tシャツに変え、とりあえず、両肩に光るののバッジ。当然チケホルダーの写真はロボキッス発売記念PartIの辻ちゃんソロ写真に。両腕にはWのリストバンド。最後にWのハートリウム(プロフィール写真の奴ね)を装備して完成w。周囲から「え?桃子じゃないの?」「写真が二重になってて後ろに桃子が入ってるんだよね?」などと突っ込まれるも、今の私は完全ののヲタモードなのだ!そんな事はあり得ないのだ!と言い放つも信用されない(苦笑)

そんなこんなしてるうちに開場時間に。ここでのぞみ主義(+Team OZAWA)恒例のショイで、気合を入れるといよいよ決戦の場、最終公演へ・・・って別に戦いに行くわけではないんだけどね(^^;気持ちの問題で。場内に入るとやっぱり最終公演。どこか雰囲気も違ってピリリじゃない、ピリピリしてる。皆の気合も昼とは(ましてや他の公演とは)やっぱり違う。ここはこちらも気合を入れないと思いながら自席へ。夜公演は29列36番。後ろから2列目(実際はさらに後ろに一列パイプ椅子(?)の列があったようなので3列目)。それでも小屋が狭いので遠くは感じない。今回のツアーは最前含め前でがっつく事が多かったので昼夜とも20列以降ってのは実は初めてだったんだけど、そんな事は関係なし。席がどこだろうと10人をじかに応援する事が大事なのだ。

ちなみに、隣の席は偶然某楽宴の常連さんのRCさん。以前、大阪で一度挨拶をしていたので相手の方から声を掛けていただいてちょっとビックリ。もちろん、ここにはあちこちの会場で見掛けた強者が揃ってるんだから不思議でもないんだけどね。

そして、夜公演開始。夜はののヲタモードだからとベリーズのところは流し気味に・・・出来るわけもなく(爆)、昼公演の5割増しくらいの勢いでとばす。今回は通路席でしかも他じゃ考えられないくらい係員が寛大(というか、ライブ開始後一度しか見回り来ないなんて初めてだよ)だったため、完全に通路に出てましたね。跳ぶ。踊る。まあ、一応周りの迷惑にはならないようにと思ったものの、周りも似たようなもんだったので多少ぶつかっても気にせず応援できました。おかげでファイティング終了時には既に汗だく。

でも、ダブルユーが出てきてロボキッスになると更にテンションアップ。まだ、発売前の新曲ということもあり、まだまだ応援の仕方もこれからって感じだけど、各フレーズの最後で跳んでみたりとかやってみた。まあ、でもこの曲の場合はじーっと二人のパフォーマンスを見て萌えるのも良いんだけどね(^^)

再びベリーズ登場。ハピネスから蝉へ。そして、問題の自己紹介MCへ。ここも散々あちこちで書かれてる訳ですが、桃子がね、泣いちゃった訳ですよ。正直私は後ろの方だったし、視力もそんなに良くないから、この時の桃子の細かい表情は分からなかったけど、この時の涙は本物だったと思う。これを疑ったら桃ヲタ失格だと思うし。それに今回のツアー前半は桃子にとってかなりの試練だったと思うんですよ。体調が悪い中、かなり無理してたと思います。プロとはいってもまだ中一の女の子。辛かったと思う。これは何度も前の方の席で実際に曲の途中で咳き込んだりする桃子を見たし、(私も寝込んで欠席した)神奈川コンでは途中で引っ込んだりと大変な状態でした。これは、当人の桃子はもちろん他のメンバーにも大きな負担になったし、それを苦にしないはずがなかったでしょう。だからこそ、こうして無事千秋楽を迎えられた事で色々な思いが溢れちゃったんだと思います。こういう経験を通して、桃子をはじめとするベリーズ達もまた大きくなっていくんだろうなと、「桃子」コールをしながら考えてました。

そして、前半ベリーズのシメとなるピリリへ。それにしても今更言う話でもないけど、ピリリの桃子はやっぱり反則。特に「シャワーを浴びて♪」とか、「君は一体何者だ?」と問い詰めたくなる(?)って、ののヲタモードの筈がすっかりももヲタモードになってるんだが(爆)

でも、こっから先がののヲタターイムなのだ。相変わらず破壊力抜群の、恋バカ−センチ・メタル−サウスポー三連荘。何度も聞いて、何度も見てるけど、決して飽きる事のない三曲。特にセンチはねえ、もうWの代表曲の一つといって良い。来年以降、新しいアルバムが出たら当然ライブの中心はその中の曲になるだろう。それでも、センチは絶対にセットリストから外さないでほしい。ダブルユーといえばセンチというくらいにライブで欠かせない曲になってほしいぞ。

次は寸劇。仙台では熊さん欠席で桃さんという奇跡を目の当たりにした訳だけど、今回は全員出席という事で熊さん、徳さんコンビ復活。相変わらずの内容だが、これがラストだと思って少し真面目に鑑賞。すると、熊さんの「そうですね」の台詞のところで、うしろの方からヲタの濁声で「良く言われるんですぅ」と桃さんの台詞が聞こえてくる。だー、五月蝿いぞ。馬鹿者。たまには静かに聞かんかい!!

その後は、辻モニ。じゃんけんぴょん、GET UP!ラッパー、ラブマへ。あんなに盛り上ったラブマを見たのはいつ以来だ?少なくとも座間の娘。コンアンコールよりも盛り上ってたのは言うまでもない。そして、その勢いのまま、友情、純情、OH!青春へ。もうオーバーヒートしすぎ。細かい縦ノリと間に挟むジャンプで膝もガックンガックン。でも、気にならない。多分、凄い量のアドレナリンが分泌されてるんだろうな。今後のライブで聞けるかどうか分からない歌だけに余計に頑張っちゃいましたね。

そして、お待ちかねダブルユートークコーナー。
まずは、恒例のアカペラコーナー。今回は昼と同様に初心に帰るということで「待つわ」を熱唱。しかも、いつもはののが早送りする部分もあいぼんがすかさず早送りを制して通常速度で!さすが、最終公演。やる事が一味違うって感じ。

続いてフリートーク。今回はどうもどこかで聞きかじった「フォッサマグナ」について語ろうとしてるんだけど、もうグダグダ(^^)。そもそも日本列島の説明のところで既におかしい。
のの「(上の方を指して)北海道があって、日本列島があって、四国があって、九州があって」
って日本列島じゃなくて本州だから。客席のヲタも突っ込みまくり。最前のボード厨がボードに地図(らしい)を書いて見せるも、また間違える。最後には切れかけたあいぼんに「だから、言ってんじゃん。本州だって言ってるの!何回も言わせないで」思い切り突っ込まれるのの。やっぱり、ののは奇跡。愛すべきバカ女なんです。
のの「そうか、日本列島って全部なんだ」
「おおーっ」って感動するヲタ(^^;)
で、結局「フォッサマグナ」の話題から、大陸が移動する前は世界は一つだったとか、だったら何で言葉がバラバラなんだろう?とか、雨は何で日本語では雨で、英語ではreinなの?とか、最後は何でニンジンはニンジンなの?みたいに大発散。まあ、これはこれでええやんなんで。
続いて、今回は最後なので記念撮影をしちゃおうと言い出して、客席をバックに記念撮影。一回目はフラッシュが光らず、2回目で撮影成功。そこでもう一回の声から「ワンモアタイム!Wow Wow Wow青春 色々あるさ〜♪」とかしまし歌って、結局3回目の撮影。
しかも、この後こんどはウェーブやりたいって事で客席を跳ばせる。「皆、ジャンプ得意だもんね」煽られたら跳ばない訳にはいかんでしょw考えてみると糸魚川って親子席がなかったから出来たのかな?さすがに立てない親子席がある会場で全員でウェーブってのもね。まあ、そこだけ立つ事を黙認してくれれば良いんだけどね。

そんなこんなで盛り上ったフリートークも終了。後半戦に突入。渚の「・・・・・」、淋しい熱帯魚ちょこっとLOVE。もうお馴染みの、そして、このツアーで聞けるのも最後だと思うと余計に燃える。次のツアーがどんな形式になるか分からないし、その時にこれらの曲が聞けるか分からないからね。遠いとはいえののサイドなんで「・・・・・」はやっぱり辻ちゃんが一杯来てくれるのが嬉しい。そして、フリマネで盛り上る熱帯魚。PVも格好良かったけど、やっぱりステージ上の生熱帯魚には勝るものなし。当然だけどね。そして、今となってはプッチモニ以上にダブルユー色なちょこLOVE。特にこの曲はもう二度と聞けないかもと思いながらも、幸せ一杯の二人の様子を見るとサイを振りながらこちらも笑みがこぼれます。皆勤賞のマロンちゃんもいつものように登場してフィナーレへ。

二人がはけると会場は当然アンコールモード。千秋楽だからねアンコールの声もしっかり出てたし、私もいつもの5割増しの声でアンコール。まあ、既に声もかなり張り上げてたからね。正直途中で辛くなったけど、ラストだもん声が出なくなってもいいくらいの気持ちでアンコール。やっぱり、こんな楽しいステージで魅せてくれた10人に少しでも大きな声で届いて欲しいし、ホントにホントにもっと見たいって気持ちで一杯だったから。だから、ライブへ行って楽しいと思ったら、皆アンコールに参加して欲しいなといつも思いますね。

そして、アンコールで全員集合。この時、あいぼんがある意味問題発言。
「また、近いうちにコンサートをするので、その時は是非遊びに来て下さい。そして、そして私達も皆さんの事を待ってます。その時はですね、ダブルユーと、そしてベリーズ工房の二組でまた盛り上れると良いなと思っています」
これについては素直に解釈すると確かに次のライブ(ツアー)もダブルユーベリーズ工房の合コンということになるんだけど、果たしてどうなんだろうか?私はどっちも好きだから一度に両方見て楽しめる今回の形式はある意味お得だったけど、ののヲタとして、あるいはももヲタとしてはやっぱりそれぞれをもっと見たいという思いもまたある訳でその辺が非常に複雑なんだよね。今回はハロコンから間がなく準備期間が取れなかった事から全体の時間が短かったと思われるが、全体が多少伸びたところで90分フルに単独でやるのに比べればどうしたって合コンの場合それぞれの歌う曲は少なくなる。まして、合コンとなれば今回のじゃんけん、ゲラッパ、ラブマのようなコラボ曲もあるだろうしと考えるとやっぱり単独コンでやってほしいと思うんだよね。とはいえどちらのユニットにも合コンによって学ぶ事があったと思うし、1ツアー丸々じゃなくて年に数回(ある意味ハロコンのように)合同でのライブをやるっていうのは良いんじゃないかなあ。

少し涙ぐむあいぼんベリっ子たちを見てたら今回のツアーが彼女たちにとって如何に大変で、そして大切なものだったかという事を考えたらちょっとウルっと来ましたね。全23公演、そのうちに13公演に参加した訳だけど、中でもこの千秋楽に参加できた事、無理してでも糸魚川まで遠征した事、本当に良かった。この経験を糧にダブルユーも、ベリーズ工房ももっと大きくなって行けると思う。まだ、彼女たちユニットは出来てから1年にも満たないけど、これだけ濃密な2ヶ月を突っ走って来たのは絶対彼女たちの実になると思います。



あー、既にライブから10日以上経過してしまって正直今更だなあと思ったけど、やっぱり自分の中で今回のツアーに対する思いを再確認しておきたかったし、何よりいつかファーストツアーを振り返りたくなった時の記録のためにも、レポを書いてみました。時が経過して記憶の中で色あせ始めたところもあれば、今も目を閉じるとくっきりと覚えているところもあります。来年以降の彼女たちがどんな活躍で魅せてくれるのか、それは分からないけどその時はきっと今よりは大きな存在になってくれる事を信じています。