久しぶりにお馬さんの話

最近はとんと御無沙汰なんだけど、某シルクホースクラブ*1の会員だったりします。所謂昔で言う一口馬主って奴です。*2入会したのはちょうど10年くらい前かな?当時はまだ競馬に狂ってた頃で毎週のように競馬場orWINSに通ってたんだけど、やっぱり競馬好きにとってはいつかは馬主って夢見たりするんですよね。で、まあ競馬ゲームだったりペーパーオーナーだったりで気を紛らわす(?)訳ですが、そんな普通のサラリーマンでもちょっと馬主気分を味わえるのが、この一口馬主なんですね。簡単に言ってしまうとクラブで所有している馬に会員が出資して、その出資した馬がレースで賞金をゲットすると出資額に応じて賞金が配分される訳です。競馬ゲームやペーパーオーナーは所詮、お遊び、仮想世界な訳で実際に賞金が入ってくる訳じゃありません。本当に馬主気分を味わうならやっぱり出資しないとね。もちろん、良い事ばかりじゃないのは当り前で最初の出資金以外にも毎月の維持費*3が掛かるので、走って稼いでくれないとどんどん赤が増えていきます。実際、クラブに入ると無事にデビューすることが如何に大変な事か実感しましたからね。馬券を買ってるだけなら毎年何千頭って馬が未勝利のままどこかに消えてしまうなんて事は意識すること殆どありませんからね。
そんな感じでクラブに入会したものの勝ち上がりはおろかデビューすらままならぬ状況が続く中、初めて愛馬の初勝利という喜びを教えてくれたのが、シルクエルフィンという牝馬でした。父ブライアンズタイム、母サドンフロスト(母父ノーザンダンサー)。当時、シルクジャスティス等の活躍や今は亡き早田牧場との繋がりもあって「シルクといえばブライアンズタイム」なんて時代だったのでやっぱり「シルクに入ったからにはBT産駒を!」ということ一口出資した馬でした。デビュー当初は掲示板には載るものの中々勝てないもどかしいレースを繰り返してましたが、待望の初勝利を上げたのは今でいう三歳*4の5月。当然、春のクラシックなんてのは間に合う訳もなくwそれでも格上げ緒戦で鼻差の二着とかしてかなり手応えを感じたりもしてました。でも、勝ち味に遅いというか掲示板には載っても勝ちきれないレースが続き、2勝目を上げたのが四歳の3月。その後も五歳の6月に3勝目、六歳の2月に4勝目と毎年1勝ずつ上げていくという感じで六歳一杯まで走って最終的には39戦して4勝、2着4回、3着5回の成績を上げて引退、繁殖入りしてくれました。オープンクラスの大きなレースには出られなかったけど、比較的コンスタントに走ってくれたし、そこそこ稼いでくれたのでこの馬だけ見れば十分プラスの成績でしたね。
そんな思いで深いエルフィンの初仔が去年のクラブの募集馬にいた事に昨日気付いてふと衝動的に一口申し込んじゃいましたw正直ここ数年はヲタ活動にお金が掛かっているため、新規の出資は止めていて今現役の三頭が引退したらクラブも退会しようかと思ってたんだけどね。この仔が走ってくれるか分からないし、正直スペシャルウィークブライアンズタイムの肌馬って血統的にはイマイチピンと来ないので普通なら出資しない組合せなんだけど、やっぱりエルフィンの初仔だから応援出資って感じですね。まだ明け一歳なのでデビューは早くても来年の夏以降。当分先なんでしばらくは成長振りを陰ながら楽しみにしてるって感じかな。
あと、過去の愛馬でもう一頭思い入れの強いシルキーラグーンも今年の春あたりには初仔が生れるのかな?この仔が今年か来年の募集馬に選ばれるようならやっぱり出資したいな。ラグーンの仔で重賞勝つっていうのはやっぱり夢だからねー。

*1:某ってつく意味ないじゃんw

*2:今は言わないんだよね?

*3:お馬さんの食事代とか、厩舎への預託費用などなど

*4:当時の数え方では四歳